買ってきました。
やけに話が飛んでるなーと思ったら先月に出た分を買い逃していた様です。
だってどこにも売ってなかったから7月はお休みかとばかり…。
健と原田のモノローグがやたらとくどかったので、主人公であるはずの天の存在感が…。
まああのくどさは天のねばり強さを強調するためのものだと好意的解釈しておきます。
くどい描写ながら、ちゃんと麻雀の待ちや受けの形などを交えての心理描写は良かったと思います。
ヘリで脱出したり、いきなりチャンバラ合戦が始まったりとか脳内劇場を繰り広げられるよりはかなりマトモ…に見える罠。
原田ってヤクザの元締めだし冷静でスキが無い奴だと思っていただけに、あまりの迷走ぶりは意外っていうか笑えました。
最終戦での天のアガリ牌指定を判別する時も、
チャンタだろどうせw→いやホンイツだろ?→一通じゃね?→まさかの三色かよ!→と思ったら三暗刻だった罠→リンシャンカイホー来る?→中暗カンって…32符付いて白中ドラ1だけでマンガンになるじゃねーか\(^o^)/
って流れだったしどんだけ読みを外しているんだよw
暗カンによる符点増加で符点繰り上げで1ハン上がる事が頭に無かったとは原田らしくない。
つーか随分長いことチャンタ説を引きずっていたけど、なにゆえチャンタだと決めつけてるのさ。
三暗刻に考えが至らなかったのはともかく、可能性としては三色あたりも疑うべきだろう。
それだけ天にビビってたって事かもしれんが、893にしてはメンタルよえーよと思わなくもない。
原田の「深いんだ…天の「リアル」が俺の「リアル」よりも」
というモノローグはまさに福本節。
福本キャラの主人公が魅力的なのはどんな逆境に立っても、冷静にリアルを見据えている姿勢があるからなんだよなあ。
天については後でまたまとめて感想書こうかな。
あと銀と金も今コンビニ版出てますね。
まったくの未読だったので話を追っかけるのが楽しいです。
森田の頭の回転の速さにはしびれるなあ。
赤木やカイジの様に頭のネジがふっとんでいて人格破綻している訳でもなく、かなりまっとうというか「人殺しは嫌だ」とか「金より人間が上」だとかそういう事をきっぱり言い切れる心根の良さがいい。
銀さんに対する憧れや忠誠心がやたら強いのはともかく、クールな銀さんまで森田に惚れ込んでいる節があるのはなんだかな。
森田が殺人鬼と戦った後に瀕死になった辺りとかは、腐じゃなくても「こいつらできてるんじゃね?」と疑いを持たずにはいられない。
普通野郎同士であそこまで馴れ合わないってか、姫だっこはないwwwww
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