旧HDDが。
って新調したもの繋げた後で認識しても遅いっちゅーねん。
今の内にとっておこうバックアップ
ポニョ感想・続
とても観る人を選ぶという映画なのでいくつか感想を見回ってきました。
ストーリー破綻というのはわかる。突っ込んだら負けというのはすごくよくわかる。
でも母親が乱暴な車の運転したり、子供が母親のことを呼び捨てにしているのはけしからんとか、海の魚を水道水に漬けるなとかあまりにも頭堅すぎるんじゃないかいと思ってしまった。
・ちゃんと他人に挨拶できるコミュ能力の高い子供(5歳児)
・ハグで愛情を確かめ合う事の出来る親子
・父が家に不在でも連絡はしっかり取り合っている
・家族の生活が地域コミュニティに根付き、ちゃんと地に足がついている
自分から見たらパーフェクトな家族像だと思ったんだがなあ。
まあそれぞれの家族の理想像はあるだろうけど、宗平一家(とあの地域)だからこそポニョという台風みたいな存在もどーんと受け入れてしまえるんだなと思った。
たとえば親も子も地域もそれぞれが好き勝手にバラバラに生きている所にポニョが来ても、あんなにあっさりと受け入れるのは不可能なんじゃない?
日々人との繋がりが異常に薄い自分だからこそ、あの映画にグッと来たんだろうな。
そりゃ自分もさ
町は元通りになっても何故か元通りにならずに、しゃきしゃき歩くばーさん達とか
なんでなんだぜ?と無粋にも突っ込みたくなる所はあったけどね。
そこはまあファンタジー要素も含んでいる話だから、まあいいじゃんと飲み込めたんだけどね。
一時期福祉の道進もうかと思ってたから、ばーちゃん達の描写はちょっとファンタジーすぎんぜwと思わなくもなかったがな。車椅子の人が急にしゃきしゃき動き出すのはちょっと怖い。
ファンタジー要素とリアル要素が普通に隣りあっているのがかえってこの映画を不気味にさせているんんだよな。
絵本の様なほのぼのとした絵面で高齢社会の一面を取り入れるのがえぐいなぁと。
とりあえず誰もが褒めていると思われる動きの描写は本当に見事でした。
アニメって動きでみせてなんぼだよね。
この剣はオームの殻で作ったセラミックの云々とか、そういうセリフに頼った描写を出来るだけ省いて動きで見せようと頑張った結果がこれだよ!
これぞ純粋なエンターテイメント。
宮崎駿さんが死んだら日本のアニメは終わる…とか言われてはいるけど、すばらしい伝統芸なんだからなんとか保護できないもんかね。
助けてメディチ家!!!
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