今更ですが、単行本でワシズ読みました。
初めてワシズを読んだのが催眠術の回で、その時はいまいちピンと来なかったのですが、人間麻雀のあまりの馬鹿馬鹿しさにこれはただの麻雀漫画じゃない事がわかりました。
まあ周知の通りワシズは麻雀漫画ではなくギャグマンガでした。
目と口に麻雀牌詰め込まれて「ひぎぃぃぃ!」の所とか、個人的には昔のジャンプに載っていた漫画ってこういうノリだったよなーなんてちょっとノスタルジーを感じました。
主人公はムキムキで殴り合いのガチバトルやって、血だの内蔵だのが普通に飛び散ってたりしててかなり暴力的描写なのに「内蔵破裂してひでぶ」とかあまりにも非現実的な現象がおかしくてそれがギャグに昇華してしまうというそういう感じの漫画がもてはやされていた時代でした。北斗の拳とか、不良バトル系の漫画とかね。
ランニング姿でツルハシ持って意気揚々と石炭を掘るワシズ様を見て不覚にも格好いいと思ってしまいました。
頭は超絶に良くて、世渡り上手、おまけに体力も抜群(全てワシズ本人の努力鍛錬の成果)なんて完璧じゃないの!
ちょっとくらい頭のネジが外れてたってお釣りが来るね。
アカギとは違った…なんていうか健康的でかつ精力的な狂人っぷりがまたいいです。
後の鈴木もとい隼の犬っころぶりも可愛いなぁ。
結構金持ちのはずなのにカニ如きで「やったー!」って喜んだり、ノリツッコミでワシズ様へのフォローもぬかりない従属っぷりが和むわー。
アカギからのスピンオフという事ですが、いい意味で原作のイメージをぶっ壊してくれたので今後もその調子で突っ走ってもらう事を期待。
アカギ本編は…今月も近麻読めてないんですが、まだ鷲巣様の妄想ターンは終了していない模様。
チートイテンパイ?
そんな事よりもアカギがリポD飲み干した後の含みがありそうな間の意味をそろそろばらしてくれまいか。
随分前の話だけど、あそこで仰木さんが空き瓶を急いで捨てさせた辺り、何かがあるはず!と睨んでいるんだけどどうなんだろー?
まさか覚醒z……まさかそんな馬鹿な、でも我が身なんかどうでもいいアカギならやってもおかしくない気がしてきた。
アカギは抜け目の無い奴だから、金を積んで依存症にまでは至らない程度の量を医者に調合させたとかそんなんか?
そんな陳腐な妄想しか思い浮かばない凡夫な自分。
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