ぼちぼち福本作品の単行本を集めてますが、やっぱりアカギの鷲巣戦は面白いなー。
アニメの演出も凄かったけど、漫画の方も相当の迫力でした。
連続で同じ柄のドラ引いて「強運が重いっ…」→鷲巣様魔物召還→アカギ謎のオーラで魔物をリフレクト→イーピン打で狂気のロン連呼→まさかの安岡ロン→鷲巣様怒り狂って牌を投げつける
の流れが凄すぎて噴いた。
更にタライに血液ぶちまけて煙草の吸い殻投げ入れる所がまた狂ってる。
そこのアカギの表情が心底楽しそうなのが本当にキ○ガイじみてるんだ。
その状況で鷲巣は「サービスで300cc血を抜け」とか言うし、何なのこの異常者達はw
変な意味じゃなくてアカギにとって鷲巣は出会うべくして出会った相手なんだと思ったよ。
両者にとってはおそらく生涯で一番の至福の時間なんだろうと。
鷲巣麻雀ももう10年も続いているらしいけど、終わって欲しいような終わって欲しくないような複雑な気分。
涯も読んだけど、涯は純粋というか愚直すぎるな。
しょっぱなから「オレの正しさを知らしめる」とか言い切ってしまう所がうおまぶしっ!若い…若いよ!!!
零もだけど、ズル賢い大人にやりこめられられてしまうのが、他の少年漫画とは違ったリアリティが何とも痛々しい。
アカギだったら大人に「お前は間違ってる」みたいに諭されても、言葉のままを受け取らずにその裏側にある真意を読み取ってしまえるんだがな…。
丁半勝負後に病院に担ぎこまれた時の説教に対しても「今うだうだくっちゃべってたのも、前置きって訳だ」なんてすっぱり切り返してしまうし。
まあ、間違ってる=狂ってる事は本人も承知の上だから、何言われてもどうでもいいのかもしれんが。
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