モデルと1pアクセは鎌さんのブログから頂きました。
歯が命のアカギモデルですが、イケメンすぎてこういう不気味な笑みを取らせようとしたらヘタすると爽やかスマイルになってしまう罠。
爽やかなアカギもそれはそれで怖いけど、まず噴いてしまうw
という訳で適当にポーズ取らせて照明で光の当たり具合を調整すれば、それなりの絵が出来ますよという事で、自分用に手順をまとめてみた。
MMDのモデルとダミーボーンの付け方など、長いので続きから。
①PMDエディタでアカギモデルに右中指3の追従ダミーボーンを仕込む。
(もちろん自己責任でバックアップをとりつつ、各所に質問などをしない様に。ダミーボーンの付け方は
こちらで配布されているダミー付きボカロモデル入りのzipの中に説明書があるので、PMDエディタのリドミと合わせて熟読すれば簡単にできます。)
・右中指3ボーンを複製して、ボーン名、ボーン種類、親の数字を書き換える。
・座標はx軸の値だけ-0.1した値にする。こうするとMMDでアクセサリをダミーボーンに配置した時に初期位置がちょうど中指の下あたりになる。
・さらに複製で子にあたる~先のボーンを作成。親と同様にボーン名、ボーン種類、親・子の数字を書き換える。作ったボーンの親・子の数字を書きかえたら、表示枠に追加。新規カテゴリーを作っておいてそこに追加。
・PMDデーターの検証でOKが出たら名前をつけて保存。全般の項目でモデルの名前、コメントを追記しておくとMMD上でオリジナルモデルとの区別がついて見やすいかも。
面白半分に無駄にたくさんのダミーを付けてますが実際に使うのは2・3カ所位。
ちなみに全ての親ボーン、台座ボーン付加など無駄に改造を施してますが、全ての親を付けると反転Pの挙動が変わるので汎用性は微妙だったりします。
②MMDでアカギモデルを読み込む。
③アクセサリーの牌を読み込んで、①で仕込んだダミーボーンに配置。
④アクセサリが付いたダミーを移動・回転させ位置調整。
⑤牌を持つポーズを作る。指のみのポーズデータを作っておくと後で楽かも。
⑥バックグラウンドを青にする。
⑦照明で光源調整、カメラの位置調整。
⑧モニタサイズで2フレームだけAVI無圧縮出力。
⑨出力された動画をAviutlで開いて、フレームの画像情報をクリップボードへコピー。
⑩フォトショップを立ち上げて、ctrl+n、ctrl+v
⑪背景の青を選択、デリートで消して、レイヤー効果のドロップシャドウで境界線を少しぼかす。
⑫背景を入れるなり、色を調整するなりして画像加工。
①のダミーを仕込む理由は、アクセサリの位置合わせの手間を省くためです。
ア クセサリーはMMD付属のダミーボーンに配置して、それから移動・回転するのも有りだけど、静止状態じゃなくてモデルを動かす事を考えたら牌は指に追従さ せなきゃならない訳で、モデルの右中指3に直接配置しようにもいちいち位置調整の手間がかかる訳です(回転・移動が感覚的に出来るダミーボーンと違って、 数値入力でちょこちょこ動かさなくてはならないので面倒。)。
追従ダミーなら一度位置調整してしまえば、ボーンの位置・回転座標をモーションかポーズデーターで保存で
きるので、位置データーを後に使い回す事が可能です。
自分で描くのと、こうやって3Dモデルを使った画像加工がどっちが早いかというと、手が遅く画力が乏しい自分にとっては後者が早いかもしれない。
画力があって手が早い絵師さんは当然自分の手で描いた方がいい絵が作れると思いますが、まあこういうやりかたもあるよって事で、こういった画像を作るのにも結構使えるツールなんですよね。
しかしMMDとそのモデルを使って18禁的なものを作るのは禁止されている様で(多分ボカロを作ったクリプトンが提示している「キャラクター使用のガイドライン」に違反するからって事で、ボカロ以外のモデルもそれに準じている様です)同人でやるのは制限有りです。
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