一般人のおっちゃんに凄んでみせるひろゆきさん。
表紙と中身の絵柄の違いは詐欺もいいところ!
でも初期あたりの人情話なノリもなかなか味わい深かったです。
天の嫁と近所の幼女クソかわええ~!と大喜びだったのもつかの間で、やはり途中から男まみれの麻雀式心理戦へと変わってしまうんですね。
一応天が主人公って事みたいだけど、天がなまじ完成された人格だから、どうしても未完成、発展途上なひろゆきに目がいってしまう罠。
その上、赤木しげるという強烈なキャラが登場したら立場無いわ。
しかし老赤木って本当にフリーダムで手が付けられないなあ。
場にいる者達を低脳・ゴミ呼ばわりするし、深夜に無理矢理用意させたふぐさしを一口だけ食って「もういらねえ」とか言うし、無口な狂人だった青年時代の方がまだましだったんじゃないかと思われる。
いわゆる「大人クイズ」に誰も答えられなかった時に「なんで!?」って感じでポカーンとなって、ムキになるというズレっぷりが年不相応でかわいいんだ。
一応言ってる事は理にかなっているけど、切り口が鋭すぎて周りがついて行けないって事なんだろうね。
麻雀話になりますが、赤木のチャンタ戦法とやらをちょっと試してみました。
基本的に4-6の牌を切り捨てていくだけと考えると、楽っちゃ楽だわな。
正直タンヤオの方が、形を作るのが面倒だと思う…。待ちは倍増という多大なメリットはあるけど、来ない時は本当に来ないしねえ…。
チャンタは和了までに持って行くのは難しいんですが、1や9は場に捨てられる確率の高い牌だから鳴いて牌を拾っていけばテンパイまでにはたどりつけてノーテン罰符を回避、という打ち方も出来ます。
配牌、ツモと状況によるし、初心者の浅知恵ですが…。
チャンタ牌と字牌抱えて、テンパイ時には地獄の単騎待ちにしてロンを狙うという、攻撃的な手もアリ?