http://piapro.jp/license/pcl
まだよく分かってないけど、クリプトンのキャラクター(初音ミクなどのボカロキャラ)を二次創作で利用する時はライセンス表示をして下さいという周知。
目的はクリプトンがキャラクターの権利を無闇に主張するものじゃなくて、二次創作ものをネット上なので公開する際に何か問題が起こったときに、対処しやすくする為のものだと認識しているけどあってるかな?
利用者自身による以下の行為を非独占的に許諾いたします。
という下りで、二次創作をする人達を何とか保護しようという心意気が見られますね。
プロもアマもないクリエイターの視点で「何かを作って公開したい」という心を、法律という問題で潰してしまうのはもったいないという感じかな。
クリプトンが初音ミクなどがヒットして、どの程度の利益が得られたのかは分からないけど、目先の収入の事を考えるなら「二次創作は暗黙の了解である程度は放置」というスタイルを取ると思うんだよ。
ひねた言い方をすれば、ボカロ関連アイテムを売るだけでも版権でリターンは得られる訳で、ライセンスを許可していない二次創作物が儲けたりしたら問答無用でライセンス料を作者に請求できる様な規約を作ればいい訳だ。
ピアプロ運営とかこういうライセンスの提示をしたりとか、コストだってそれなりにかかっていて金銭的リターンは無いはずなのに、あえてこんな内容で推し進める理由は後に続く二次創作クリエイターを守る為(前例を作る為)なんだと思う。
なんか一部、版権云々で目くじら立てる輩がいるけど、クリプトンのこういう意志はくみ取って欲しいなと切に思う。
とはいえライセンス表示さえすれば、二次創作やっても無問題といったらそうでもないみたいですが。
問題は
利用者は、当社が本ライセンスで許諾した権利を第三者に再許諾することはできないものとします。
の部分。
例えばAさんが自身で描いたピクシブにミクのイラストをライセンス表示付きで投稿したとして、それを見たBさんが「Aさんのイラストを自作動画に使ってもいいですか?」と言って、Aさんは「いいよ」と許諾。
これが再許諾にあたる訳で、PCLに基づくとNGになる訳だ。
Aさんは自身で描いたイラストだからライセンスの元に動画とかに使用できるけど、Bさんは使えないって事。
再許諾をクリアするには、
Aさんの描いたミクがライセンス表示付きでピアプロに投稿した状態でなくてはならない。
との事らしい。
しかし、ネット上にはピアプロ外の二次創作ボカロイラストが死ぬほどある訳で、再許諾クリアの為にその描き手全員にピアプロ入会を迫るってのも無理な話だよね。
イラストなどはともかくとして、3Dデーターそのものはどう扱うんだってのが更に問題。
現在のピアプロは、3Dデーターを公開・配布する様には出来てないのです。
MMDのボカロ付属モデルなんかはまさに上記の例で、再許諾にあたるから当然NG。
付属モデル作者のあにまさ氏はMMD動画を公開する事が出来るけど、他のMMDユーザーはPCLの保護を受けられないという事です。
3Dデーター公開の仕組みを作るとなると、容量、拡張子制限を付けるしかないんじゃない?
面倒だけど、3Dデータ、テクスチャを別個でアップ、DLする時も一つづつDLという感じか?
zip許可なんてすると、ピアプロをアップローダーとして利用する馬鹿が出てくるだろうし、ボランティア同然のピアプロにそこまでやってもらうのもなーと思わなくもない。
再許諾の為に無理矢理ピアプロ入会を迫るのもどうかと思うしね。
まあ前例を作るっていう点だけでも価値がある動きなので、十分に頑張ったからあんまり無理すんなクリプトンといった所で締め。
私的にはボカロモデルを使った動画をzoomeやよつべに何本か上げてるけど、規約的には保護されてないしライセンス表示はまだいいかな。
正直言っちゃうとMMDではボカロモデルを使った動画はあまり作る気はありません。
MikuMikuDanceなのにミクをダンスさせる気は無いという、何とまあ申し訳ない体たらくです。
なんというかボカロは自分が作らなくても他の方がやってくれてるので、見てるだけでいいやって感じになっちゃってるんだよね。
その代わりアカギモデルとか、アイステの柳瀬歌奈子とかその辺りを中心に使う事になりますね。
アイステモデルは独自の規約があるからそれに従うし、アカギモデルはモデル作者さんの提示する条件に従いつつ、竹書房が何か言ってこない限りはおk?
そういえばMMDの物理エンジン搭載予定との事ですが、よく仕組みがわからんけど要するに髪とかスカートに「この物質は軟らかいものです」という判定を付けて、体の動きに合わせて勝手に動いてくれるというものらしい。髪が体にぶつかったら貫通せずに跳ね返るみたいなので、物理判定も有り?
ユーザーモデルにもこの物理エンジンが適用されるならすごいけど…髪ボーンがないアカギモデルはこの恩恵を受けられないんじゃないかw残念!
●牌配置用ダミー
手牌13牌すべてを自由に動かす為のダミーを試しに作ってみた所…すでに使いづらいオーラが漂っている。
無駄にツモ時の牌の分も追加して一家分15個。
まだ東家の分しか作ってないけど、4家分作るとして15×4=60
ボーン60個ってばかじゃねえのw
誰得どころか自分の得にもならない気がする。
まあこれで何が出来るかというと、ツモ→河へツモ切りの流れが同一アクセサリで出来るという事。
あと鳴きの時に、2牌だけ回転で倒してそのまま横へスライドとかね。
モデルの指に追従ダミーを付けておけば、座標合わせは楽です。多分。
アクセサリは手牌ダミーボーン→モデル追従ダミーボーン→河or鳴きダミーボーンと移動するので、アクセサリ、モデルの◆を合わせて打つ必要有り。
ダミーモデルタイムランとアクセサリタイムランを行き来するので、作業の流れとしてはあまりよろしくない。
あとからタイムランの◆を見ても自分がどういう作業をしていたのかわからなくなりそうだし。
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