中古屋でエルヴァンディアストーリーがいい感じで値崩れしてたんで、喜び勇んでレジにもってったら
特典のサントラCDをおまけに付けてくれた。
中古なのに特典…?とケースを見たら出荷時の包装のままでして、
どうやら中古じゃなくて新品のブツらしいです。
発売から一年以上経っているのに、新品のゲーム本体はおろか特典すら捌けないなんて、切なすぎる現実。
まあ実際ゲームやってみたら「これを定価で買うのはありえない」と改めて認識した訳ですがね。
里見の謎やデス様ほど突き抜けてもいない、ただひたすら「ダサい」という印象が強いだけで意外に遊べちゃったりはするゲーム。
動きが少ないアニメムービーに、大した起伏もなく凡庸に進むだけのストーリー(だが超展開有り)に、PS初期時代ならまだ擁護されたであろう貧相グラフィックに、ゲームバランスがめちゃくちゃだったりとか突っ込み所はあれど、私的には別に「クソゲー」ではなくね?と思ってしまった。
何時間かやってみてスタッフがやらんとしている事は何となくわかったし、そういうのがちゃんと伝わるゲームはまだまだまともなんだよ。
ゲーム画面では赤くないのに「
赤い扉」と言い切ってるデス様とか、ああいう異常さはエルヴァンディアには感じられなかった。
何だかんだ言ってネタゲーの範疇を出ないゲームだと思う。
でもやっぱり地雷である事に変わりは無いんでネタ要素をいくつかあぶり出してみる。
・しょっぱなっからスターウォーズ的ナレーションで世界観説明している時点で古い。
・アニメムービーがMUSASHI臭い。お前が歌うのかよw
・敵の攻撃がNODAMAGEでなかなか通らなくて緊張感ナッシングな緩い難易度
・攻撃時、ユニットの向きによってバックアタック、サイドアタックになるが、ゲームバランスが悪い為に、正面以外から攻める事の有効性がよくわからない罠
・戦闘時のグラフィックは…まあ動いてるが、魔法エフェクトのダサさだけはどうにもならない。
・全く感情の起伏が感じられない凡庸シナリオだが、声優のおかげでキャラが立っている様に見えるふしぎ!
・マネキン人形の様に崩落していく皇太子に爆笑。あの辺りだけ見たら本当に「クソゲー」だと言わざるを得ない。
・仲間は何だか同窓会状態
・取説読んで主人公の年齢に戦慄…えらい体格のいい14歳ですね。グランディアXのエヴァンはああ見えて19歳だった訳だけど、藤原カムイの年齢描き分け具合が謎すぎる。